小麦粉の代わりにカラダにやさしい米粉を
米と米を気流の中ですり合わせて粉砕する「気流粉砕」という製法で極細製粉しているため、なめらかな食感に仕上がっています。
きめ細やかな米粉なので、小麦粉の代替として使えます。健康志向の人や小麦アレルギーを持つ方からも支持されています。ヘルシーで栄養バランスも優れています。
「代替」と聞くとマイナスのイメージを想像する人もいるかもしれませんが、米粉は小麦粉よりも油切れがよいので、揚げ物やお好み焼きなどはカリッ、モチッとした食感に仕上がります。
小麦粉に比べてダマになりにくく、きれいな白色に仕上がるのも魅力です。小麦粉の代わりにカラダにやさしい米粉を使うことで、普段の料理に新しいおいしさがプラスされます。
パン、ケーキ、グラタン、唐揚げ、ニョッキ、お好み焼きなど、もともと小麦粉を使うメニューなら何でも合います。
「カレーオブサイヤー2020」特別賞受賞!特定原材料7品目不使用のグルテンフリーカレー粉
昆布とカツオのダシがきいた和風の中辛カレールー
三原市産米を使用した米粉で作ったカレー粉です。
「小麦アレルギーで食べるものに制限がある人にも、家族みんなと同じ料理をおいしく食べてもらいたい」というコンセプトのもと開発しました。
昆布とカツオのダシがきいた和風の中辛カレールーです。特定原材料7品目不使用、グルテンフリーなので安心してお召し上がりいただけます。『カレーオブザイヤー2020』で特別賞を受賞しました。
一般的なブロックタイプのカレールーと同じようにお使いください。1袋で4~5皿分のカレーが作れます。和風味なので、どんな具材にも合います。
フレーク状なので溶けやすく、炒めものやディップソースなどに使うのもおすすめです。
グルテンフリーカレー粉(中辛、110g)
厳選した大豆を色濃くていねいに焙煎した「ザ・広島ブランド認定商品」
厳選した大豆を色濃く丁寧に焙煎
世羅産大豆のみを使用しています。世羅は広島県内でも数少ない大豆の生産地です。増田製粉では約20年前から世羅産大豆できなこを作っています。
厳選した大豆を色濃く丁寧に焙煎することで、香ばしい風味と「おいしい色合い」をより濃く感じることのできる商品です。
大豆の皮を剥いてから製粉しており、なめらかな口あたりが魅力です。和菓子店からの引き合いも多いロングセラー商品は、「ザ・広島ブランド」認定産品でもあります。
きなこ餅などオーソドックスな使い方はもちろん、なめらかな口当たりなのでヨーグルトやドリンクに入れるのもお勧めです。
黄奈粉(上煎)世羅産(200g)
製品によって機械を使い分けています
米粉、もち粉の製造工程
玄米の状態で届いた米を、不良米の除去を経て、精米します。米粉は熱に弱いので、気化熱を用いてデンプンの損傷を抑えています。
「この商品にはどの機械を使うのがベストか」という試行錯誤を経て、3種類の製造機械(気流粉砕機、胴づき粉砕機など)を、お客さまのニーズに合わせて商品ごとに使い分けています。
米粉の製造には「気流粉砕機」を使用しています
増田製粉の歩み
時代のニーズに合わせた商品開発
1889年(明治22年)、広島市愛宕町にて増田玉吉が、製菓原料の製造を個人で創業したのが始まりです。
1945年、原爆投下により、工場および事務所を破壊され一時休業しましたが、翌年復旧し業務再開いたしました。2017年に三原大和工場が竣工しました。
以前は和洋菓子店や製造業者が主な顧客でしたが、近年は健康志向の高まりを受けて米粉のニーズが高まっていることから、一般消費者向けの商品にも力を入れるようになりました。また広島の企業として広島県産素材にこだわっています。
地域の生産者やJAと密に連携を取りながら、質の高い原料を安定して調達できるよう取り組んでいます。安心・安全な商品を届けるため、余計なものは一切使っていません。
原料は質が高く、安全性の高いものを厳選しています
米粉の普及を目指して
米粉への関心は高まっているものの、認知度はまだ低く、消費の拡大に繋がっていない
米粉の良さを多くの人に知ってもらい、また身近なものとして日常的に使ってもらえるように、今後も米粉の普及活動や商品開発に積極的に取り組んでいきたいです。
「米粉=お菓子の材料」「米粉=小麦の代替品」というイメージにとらわれず、幅広い使い方の提案をしたいと思っています。
こめ粉、もち粉の原料のお米は広島県産のみを使っています
創業から受け継がれてきたものを活かし地域に貢献
良質で安全な素材と確かな技術があってこそ、優れた安心な製品が生まれる
創業から120年以上にわたり、「良質で安全な素材と確かな技術があってこそ、優れた安心な製品が生まれる」という信念を代々受け継いできました。米も大豆も自然の恵みなので、天候との闘いはつきものです。
悪天候による不作など幾多の苦境においても、この信念に基づいて製品づくりを続けてきました。自社の製品を通じて、食文化の発展に貢献するとともに、生産地の活性化に貢献していくのが私たちの目標です。