黒にんにくの効果、効能
免疫力アップや、健康促進に
白いにんにくが発酵によって黒く変化するのは、メイラード反応によるものといわれています。その際に抗酸化作用があると言われる「ポリフェノール」、「アミノ酸」などの成分が飛躍的に増加します。
ポリフェノールの一種で抗酸化作用があるといわれるS-アリルシステインは生にんにくの6倍になります。
そのため、免疫力アップや疲労回復などの健康促進、お肌トラブルなどにも効果が期待されています。
合成着色料や化学薬品、添加物は一切使用しておりません。
黒にんにくは生のままでもおいしく召し上がれます
黒にんにくの召し上がり方、お料理への活用法
1.生のままで
発酵によりにんにく特有のにおいや刺激はほとんどないため、 黒にんにくは生のままで召し上がれます。皮に包まれているので、皮をはいでから1日1片を目安にそのままお召し上がりください。
2.お料理のアクセントに
サラダのトッピングや、チーズなどの乳製品と一緒におつまみにもおすすめです。
3.お料理のコク出し、風味づけに
カレーやスープの隠し味として使うとコクがアップします。
より使い勝手のよいペーストも開発中です。また、肉料理に合うソースも試作中です。毎日手軽にお召し上がりいただけるように、包装はチャック付きのスタンドパックを採用しました。
自立タイプの縦長包装なので場所を取らず、保管をする際にも便利です。
リピーター多数!ギフトにも喜ばれています
遠赤外線の効果で甘みの強いにんにくに
黒にんにく用に栽培しているのは、甘みの強い品種のにんにくです。それをセラミック素材でできた自社専用の発酵機で熟成させて、黒にんにくを作ります。
水分を20%以上抜いたにんにくを発酵機で72℃で168時間加熱し、さらに70℃で追熱を144時間行い、最後に50℃で48時間追熱します。こまめに温度設定を変え、人の目で状態をチェックしながら、ていねいに熟成させています。
遠赤外線を放出する発酵機で発酵させることで、にんにくは甘くなります。またにんにく特有のにおいはほとんどなくなり、ドライフルーツのような甘みと食感に変化します。
発酵機から取り出してからも大和町の朝晩の寒さで熟成がさらに進み、より甘さが増します。水分を抜く乾燥作業も必要なため、2022年からにんにく乾燥機を導入し品質改善をしています。
こちらの発酵機は広島県内では当社のみが扱っております
農業を通じて社会貢献を
私は自動車部品の加工を請け負う宮川工業を経営しています。自社ブランドの商品を作っていきたい想いが強く、別会社『まざぁーずうぉーむ株式会社』を2013年に創業しました。
カンボジアの日本語学校でトイレ掃除のボランティア活動をしていた時に、言葉は通じなくても「きれいになった」という喜びを体感で伝えていくことに達成感を感じました。この経験を活かし社会貢献したいと考え、まずは地元で農業体験を中心に事業を始めました。
もともと私の両親が大和町でにんにく栽培をしており、両親からにんにく栽培のノウハウを教えてもらいました。ある時、青森県に黒にんにくというものがあることを知り、自社でも製造しようと決意し黒にんにくを作るための発酵機を導入しました。
現在は農業を通じて生産者と消費者、地域をグローバルにつなぐ事業を行っています。農家と連携をして、農産物の生産・加工・販売・物販をしています。
また幼稚園や保育園での食育や、農業体験のイベントを行うことで、地域の皆様とのつながりをとても大切にしています。定期的に農業体験のイベントを開催しておりますので、ぜひご参加ください。
まざーずうぉーむのにんにく畑
台湾、香港、ベトナムに輸出実績があります。
にんにくに限らず、今後どの産業も国内需要は減少していくと考えられるため、海外展開にどんどんチャレンジしていきたいという構想があります。今後はシンガポール、ベトナム、ドバイなどにも輸出していきたいと思っています。
現在はテストマーケティングに行くなどの準備を行っています。また、瀬戸内海の大崎上島町で栽培された減農薬レモン『瀬戸内レモン』を世の中に広げていきたいと思っています。
農薬散布から90日後に収穫するため、皮まで安心して食べられるレモンです。これからも農業を通して地域を盛り上げていくのが私の目標です。
「まざぁーずうぉーむ」代表の宮川健造さん