国産有機丸大豆100%使用の成分無調整豆乳
大地から豆、海からにがり、山から水、と自然の恵みから豆腐を作っている、お豆腐屋さんの豆乳。
飲用にはもちろん、料理や湯葉づくりにも最適
国産有機豆乳
調整豆乳や豆乳飲料のように、味付けをせず、大豆の風味を生かしたものですから、そのままお飲みいただくだけでなく、お料理にも使うことができます。
成分無調整で、国産大豆のおよそ0.4%の国産有機大豆で作った豆乳です
国産有機豆乳の4つの特徴
1.「国産有機丸大豆」と「水」のみで作った、昔ながらの豆腐屋の豆乳
日本で使われている大豆の約93%は輸入大豆で、約7%が国産大豆。その国産大豆のうち、有機認証された大豆の占める割合は約0.53%とほんのわずか。
その大変貴重な「国産有機丸大豆」と「水」のみで作った、昔ながらの豆腐屋の美味しい豆乳です。
国産有機認証された大豆がとても少ないため、原料の大豆の調達は困難です
2.豆乳濃度は11%以上
豆乳濃度は11%以上で、これは豆腐も作れる濃度。大豆そのものの風味が活きた、濃厚な味わいが特徴です。
3.皮つき大豆を使用
栄養たっぷりの皮つき大豆を使用しています。その大豆は少しだけ発芽していて、これは生きている大豆である証拠。
3.地元の清らかな地下水(軟水)を使用
日本有数の酒どころ・東広島市と隣接する三原市は、おいしい地下水に恵まれています。豆乳や豆腐の90%を占めるのは水。椿き家の豆乳・豆腐にはこの、地元の清らかな地下水(軟水)を使用しています。
4.95℃で殺菌
大豆の風味や栄養素を損なわないよう、低温殺菌にこだわっています。一般の豆乳は、130℃程度の加熱殺菌をして常温流通できるようにしたものがほとんどですが、椿き屋では95℃で殺菌しています。
高温度殺菌をすると、大豆の栄養が壊れてしまったり、風味がなくなってしまいます。低温度での殺菌をすることで、大豆の風味を損なうことなく、豆乳を造ることができるのです。
消泡剤は一切使用しておりません
豆乳を作る際、丸大豆を水に浸し、それをつぶして煮るところから始まります。この時厄介なのが、激しく大量に出る泡。加熱ムラになったりするため、市販品の多くは「消泡剤(グリセリン脂肪酸エステルやシリコン樹脂など)」で泡を消します。
この消泡剤は「加工助剤」とみなされ、原材料欄に表示する義務はありません。しかし椿き家では、製造設備の工夫で泡の発生を抑えており、消泡剤も一切使用しておりません。一般的には見えないところまでこだわっています。
無農薬や有機栽培に取り組んでいる生産者を応援したい
もともと遺伝子組み換えでない国産大豆にこだわっていましたが、生産者と交流するうちに、環境保護やSDGsの観点から、「大変手間のかかる無農薬や有機栽培に取り組んでいる生産者を応援したい」という気持ちが芽生え始めました。10年前から少しずつ国産有機大豆を製品に使い始めました。
大量仕入れはできないため、ツテを頼って全国からJASマークの付いた有機大豆を少量ずつ仕入れ、それを大切に使っています。
健康への意識が高い消費者から支持を得ています
美味しく安全で安心できる食品づくり
私たちは創業当時より、「美味しく安全で安心できる商品づくり」を行うことを理念として、事業を営んできました。まだまだオーガニックや健康志向が一般的でない時代から、「当たり前」に無添加での豆腐づくりを続けています。
同社の折笠廣司社長は、豆王国である北海道・十勝の農家で生まれました。約50年前は、農薬を使って作物を育てるのが一般的だった時代。
当時5歳だった折笠少年は、農薬の空き袋をかぶって遊んでいたことが原因で、胃潰瘍を患いました。10 代後半まで症状は続き、少年はからだに悪い農薬に怒りを覚え「安全で安心できる食品づくり」を志すように。
そして、無添加(消泡剤・改良剤・pH調整剤等)の豆腐づくりにこだわる「椿き家」を創業するに至ったのです。創業当時は原材料費が高く、しかも豆腐は店側に在庫を持ってもらえず運賃コストがかかるため、無添加豆腐はどうしても高価格になっていました。
「こんな高い豆腐を誰が買うのか?」というところから始まりましたが、口コミでコツコツ拡販を続け、生協や自然食品を扱う店との出会いをきっかけに、世に広まるようになりました。椿き家の製品は、にがり以外の添加物は一切使用せず、大豆と水とにがりだけで生産しています。
乳化にがり、消泡剤などを一切使用しない豆腐づくりは、とてもむずかしいことです。しかし、そのような理念を持ちつづけることが大切で、私たちの存在意義はそんな地味なところにあると思っています。
工場の衛生管理も徹底し、 安全・安心な豆腐づくりで日本一になるのが私たちの夢です。