株式会社サクラサク
それぞれが家具職人、大工、設計士の経歴を持つ私たち三兄弟は、生まれ育った久井町が大好きで、独立して店を構える時も「できれば久井で」と考えていました。
平成24年9月、「時代を超えて受け継ぎたくなる家具作りを」との想いから、念願の久井町に、家具・建築工房『サクラサク』を創業しました。
元々は、家具製作事業においてオーダーメイドが主な事業でした。
地元三原市にある、三原市役所、瀬戸内醸造所、広島空港などの施設から家具の製作依頼をいただいたことがきっかけとなり、空間を上質に彩るデザインや、座り心地を追求した「商品」としての椅子作りに取り組むようになりました。
美しさもフィット感も実現! パーソナルチェアでくつろぎ空間を
HIROSHIMA GOOD DESIGN賞受賞 『Mio(美桜)』
背中が包み込まれるような立体的曲線、見た目として美しい曲線イメージをもとに、“つい触ってしまいたくなるような”滑らかな質感を意識しました。
躯体の接合部を一体化させる削り出しを心がけ、まとまりのあるデザインをイメージ。
フィット感とデザインのバランスをとる為、構造に様々な角度を組み合わせ動きを出し、限られた空間や動線に対応できるように作りました。
削り出しの手作業が生み出す柔らかいカーブは、座る人を虜に。
ミニマムでありながら、放つ存在感ー
内容
- ブラックウォールナット材
- W(幅)46㎝ D(奥行)50㎝ H(高さ)74㎝ SH(座面高さ)43㎝
- 張り地(全6色)ベージュ、ブラック、ブラウン、イエロー、ライトブルー、ブルー
備考
- 天然の木材を使用しているため、木目や色味に個体差があります。
- お申し込みが集中した際は、お届けまでに時間がかかる可能性があります。
モダンとレトロをうまく融合したデザイン
ENBAN(円盤)
独特の座り心地の良さは、他にはない逸品
手で削った木の質感、なめらかさ、柔らかさを重視して作りました。
手作業で生まれる微妙なカーブが人間のセンサーに反応することで、より快適な座り心地が実現できるのです。
「家具から始まる家作り」を目指して
まずは、「家具を考えること」。
食事はテーブルで、睡眠はベッドで・・といった具合に、暮らしの中心には「家具」が存在しています。それぞれの家族に合った暮らし方を知ることで、必要な家具の機能やサイズがおのずと見えてきて、家の間取りも決まってきます。
まずは、「家具を考えること」。
それがスタートになると思っています。
特に最初に考えたいのは、「ダイニングテーブル」です。家族が日々の食事を囲むダイニングテーブルは、家族の人数やどんなスタイルで食事を取ることを好むかによって、形やサイズが決まります。
既製品にはないサイズや形にもこだわり、そのご家族に一番合ったものを提案するようにしています。
ダイニングテーブルが決まったら、それぞれがどんな場所でどんな風に過ごしたいかを考えていきます。例えば、お子さんの宿題スペース、お父さんのくつろぎスペースなど、暮らし方から必要な家具、間取りが見えてくる。
そんな家具作り、家作りを常に目指しています。
『サクラサク』代表の植原健司さん
想いを汲み取り、お客さまが望む最高のものを作りたい
心がけていることは、常に「お客さまファースト」であることです
まずはお客さまが何を望んでいるのかを理解するために、気持ちに寄り添い、しっかりと考えることから始めます。
その上で、規格品でないものは自分たちのオリジナルを作っていくのですが、決して押しつけにならないよう、想いを汲みながら提案をしていきます。
「お客さまが望む最高のものを作る」という共通の目標のために、兄弟3人それぞれが役割を果たし、絶妙なバランスで仕事を行っています。
長男の健司さんと共に、次男の浩之さんが家づくり・家具作りを、 三男の公司さんが設計や営業を担当している
“あらゆる人が使って気持ちいいと感じる家具”を作りたい
家具を作る時、私たちは“左右対称”にこだわる
左の手に来る木目と右の手に来る木目は、同じが良い。なぜなら、その方がきれいで心地良いからです。
木目に従って材を選び、その木目の流れによって配置する場所を決め、製作していきます。触り心地も重要なファクターとなるため、削り出しにもこだわります。
細部にこだわることは“丁寧なモノづくり”を生み、結果、使う人の“心地よさ”に繋がります。あらゆる人が使って気持ちいいと感じる家具を作るために、何度でも試行錯誤を重ねていくーーそれが『サクラサク』です。
作業に打ち込むその背中に、会社のロゴマークを背負う